What do YOU want???

大きなのがほしい!!と思い、新しいオーディオ・インターフェイスを探している。

まず、私のほしいス最低ペックはこんな感じ。
・アナログ入力が4以上
・USB搭載
・音がいいとうれしい

以上? うん、まあそんなもの。

楽器店を巡って聞き込み調査をした結果、「これかも?」という製品にたどり着いた。

RME Fireface UC



サウンドハウスだと11万円いかないぐらい

USB、アナログ入力8,その他諸々申し分ないスペック。
店員さんと話している間に、いろいろなことがわかった。

まず、このモデルに関連する製品がいくつか…Firewireのみを搭載したモデル、1Uのサイズのもの(UCはハーフ・ラック)など…があるんだけど、価格はかさが増えるにつれて当然上がる。だったら、高い方が音もいいし機能も多いんでしょ…何が違うの?

「違いは、電源です。こんなふうに、丸いのが付いているものがありますよね、これよりも、3つ芯が付いているもの、いわゆる普通の形をした電源の方が、後から別の電源ケーブルを買ってきてそちらに変える事もできるので、後々さらに音を良くする事ができる可能性があります。回路に関わる部分の構造などは、これらの機種はほとんど同じなんです」(I橋楽器I袋店)

まるいの


ふつうの



なるほど!!
確かに入出力端子の数といった物理的なスペースの面では、小さいモデルは負けてしまうけど、例えばMOTUの828もAudio Expressもあとなんとやらも、その電源の違いがモデルの違いといえるようなものなんだって。ま、今回狙ってるモデルはは全部、まるい(センターマイナス的な)電源のモデルにしか手が届かないから、余談っちゃあ余談なんだけど、中身がほぼ同じという事がわかっただけでも、すごく参考になった。

さらにおもしろかったのは、

「普通、USBの端子とかフォーン・ジャックなどの部品は部品会社から取り寄せて、メーカー側で作ったサウンドの部分と合わせて組み立てるというのが通常なんですが、RMEはそのUSB端子なども全部自社で作ってるんですよ。だから、組み込みやハードウェアとしての安定度が高いんです」(I橋楽器O店)

おぉ。

ってなわけで、ずっとこのUC、そしてもうすぐ出るUCXってのが気になってたんだよね。今年のNAMMで発表されたんだけど、最近までは出荷日も価格も未定、うーん、と思ってたら、新しいiPadが発表になったのとタイミングを合わせたのか、ついに詳細が明らかになった。

RME Fireface UCX





・USB、Firewireの両方を搭載
・業界初の超高音質でiPad/iPad 2接続に対応
・クラス・コンプライアントに対応(ドライバなしでパソコンに接続できる)
・もちろんアナログ入力はありあまるほど搭載(8個)
・初回限定版にはフェーダーなどをコントロールできるリモコン付き




そして気になる価格は、サウンドハウスでも14万円を超える
クレジットカードの使えない(=ポイントもたまらない)サイトで14万円も出すのはつらい。かといって他の楽器店サイトで買えば、そのさらに数万円ぐらいは上乗せされるに違いない。果たして何が得なのか。

っていうか、今、得なことが重要なのか?

最初は「こりゃ出せそうにないから10万のUCでいいよ」なんて思ってたけど、もっと長い目で見たらどうなるのか。幸いながら、本格的に使う予定はないまでも、iPad 2は持っている。現在のMacにFirewireはないけど、この機種ももう4年選手。いずれ買い換えた時にその後の選択肢が広がる。限定版に飛びつくのはどうかな、と思いながらMIDIコントローラーを1つも持っていないので、物理的にフェーダー替わりになるリモートコントロールはありがたい。

それに、あとから8万追加して最新モデルを買うことはできないでしょ。買って即売っちゃったMboxみたいにさ。


ってな悩みを抱えて、今日は寝ることにします。
果報寝て待てっ。


++++Now playing.... The Enemy Within / RUSH ++++

ちなみに、次世代端子のThunderbolt接続が可能なオーディオ・インターフェイスも発売されるそうな。
ひょえー。

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