レトリック

今朝はぎりぎり6時半に目が覚めたので、ダッシュでお風呂に入って化粧水もつけずに英語のレッスンへ走った。遅れちゃったけどな…。

今日のトピックは、レトリック。修辞。つまり、たとえとか、(効果的な)言い回しとか。

「インターネットは我々に何の意味ももたらさない」という内容のスピーチを聞いた。ディベート形式なので、「かくかくしかじかの理由から、どうにもいかんのだよ!!」という事を、おじさんが熱く語る。その意見を述べる時の、レトリックの使い方を学ぼうというわけ。


まずはスピーチの文章がそのまま教科書に載っていて、一部空欄になっているところを、聞きながら穴埋めしていく。それに沿って単語やフレーズの使われ方を先生が教えてくれる。

例えば、
The Web is susceptible to piracy and plagiarism.

susceptible は通常、病気などに感染しやすいという意味で使うけど、ここでは別に文字通りの病気というわけではなく、「ウェブってのは違法コピーや盗用に冒されているんだ」というような意味で使う。

まあでも、こうやって書いてみても、このぐらいの言い回しなんて日本語にしてみれば何ともない、誰でも普通に使うものだ。
ただそれを英語でポッと言えるかっていうと、これは(私のレベルでは)やっぱり一旦考えて、頭の中で校正して口に出す、という風にしなきゃ難しい。

このスピーチに対する反論として、「時間を短縮できる」「どこでも仕事ができる」「いまさらネットの発明前の時代には戻れないのだから、賢く使うべき」といったキーワードを元にスピーチをしてみよう、というのが次の課題だった。

考えること2〜3分…いざ口にしてみると全然まとまりがない。トピック自体は、ネットの話なんで馴染み深いし、いくらでもメリットを挙げられるにもかかわらず、ディベートって形で説得力のある言葉が使えたかというと、全然そんな感じではなかった。あと、もっと言葉に感情を込めるとかね…。今しがた習った事が、全然活かされてない(笑)。途中から言う事なくなって止まっちゃったもんね。あれ、悪い癖だ。時間もったいない。しゃべっちゃえばいいのに。(笑)

でも先生が「こういう事だよね」と話し出すと、絶妙に例えの表現を挟むし、主張すべきところが前に出ているし。で、しかも自然でスムーズに話す所にも説得力があった。さすが。


日本語の時点でも、普段から説得力を持った話し方を身につけたいものです…。
それには、自分の頭で自分の言葉で、ちゃんと考えないとね。なーんて、しごく当たり前の事しか言ってないけど。
私書くのは好きだけど、その場でパッとまとめてしゃべるのは苦手で。でもそれが一番伝わるし、一番本当なんだよね。


今日出席してた生徒さんは、私の他にいつもの方が一人(メイデン好き)。
ヘアスタイルを変えた先生も相変わらず元気。
ジオス、頑張ってます。


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Now playing.... ミルキーウェイ(Autobahn)/ ゼッケン屋
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