ハードウェア・プラグイン初挑戦

久々に機材熱。

渋谷でゲットしたドーナツを食べながら、Lexiconのラック・リバーブ“MX200”の使い方(写真奥)を考える。


donut



無事プラグインがインストールできたものの、パソコンの中にソフト、というものではなく、このように実際の機材を使い、そちらがエフェクト処理を行なってくれるハードウェア・プラグインなので、音声信号はアナログで送らねばならない。つまり、通常のフォーンケーブルが必要になる。3本しかなかったのでステレオでのリターンを聞く事はできなかったけど、とりあえず一通り繋いで、シーケンサーを開いて遊んでみた。

lexicon

楽しいですね。
画面上のつまみを動かすと、後方の実機の該当するつまみのライトが光って変更された数値がディスプレイに表示される。その写真だと、黄色い印をつけたものがリンクしてる。

これだと、マウスでこしょこしょ動かすより、実際のハードの方のつまみをいじった方がより感覚的でいいかもな〜。

特にリバーブなどの空間系が多いので、いろいろ実験できて楽しそう。
ただし、シーケンサーの画面上でバイパスをオフにしてもアナログの音声信号だけは勝手に送られてくるらしく、これをオフにするにはインターフェイスのインプットからケーブルを抜く以外手だてがない。(余談だけど、このMX200は電源ボタンがないので、切る時は電源プラグを抜いてまーす/笑)

だって今使ってるインターフェイスは、入力が2つしかないもんね。入力数の多いインターフェイスにつなげば、そのチャンネルから音が出ないようにすればすれば済む話だ。
今は実験なのでいつものインターフェイスに差して使ってるけど、このままだと例えばリバーブかけながらレコーディングなんて絶対に不可能。


いや、できるのか? インプット1にマイク、インプット2にリバーブ…? だめだ、ステレオリバーブにするなら入力2つじゃ足りない。
まあでも、モノでよければ出来るっちゃあ出来るか?


そんなところに、雑誌を見ていると気になる機材が登場。MOTUの10イン14アウトのオーディオインターフェイス“UltraLite”。


まずMOTUは、名機828や896などに代表されるように、ハードウェアには定評がある。今わたしが使ってるシーケンサー“Digital Performer”の製作会社でもあるので、当然ながらMOTUソフトとの相性は良いと評判。また、828などは価格も相当お高いけど、この“UltraLite”は実勢価格が10万円を切っているらしい。そしてFirewireのみの製品が多い中、USB2.0もちゃんと付いてる。新しいのも良い事だ(以前使っていたTascam US1641は、最新OSには非対応。そのたった1つの理由から使えなくなってしまった。メーカーも対応の予定なしに生産終了)。そしてなにより、この入力の数! 10個! YES!


まあとりあえず、楽器店行って触ってみたいな〜♪


ちなみに、今発売中のDTMマガジン、なんかやたら濃い。知りたい情報がたくさん詰まってるし、太っ腹にもエレクトロ系が曲の音源データを全パート個別に用意して、データ貼付けるだけで曲が作れるようになっている凄い企画がDVD連動で組まれている。手軽にできるから早速試してみちゃった。面白い、おもしろすぎる。しかもここで使われてるベースの音が格好良すぎ。作りたい。

他にもいろいろ魅力的なコンテンツ満載だけど、アナログシンセを紹介する動画も最高に良かった。歴史的なOberheim(オーバーハイム)のシンセ"OB-8"でした。VAN HALENの「Jump」のイントロの音がそのまんま出るシンセがあったのだね…。もう、最っ高! 音太い。iPodに入れて電車の中で観てたのに、あの音が流れた瞬間ぐぐーっと心をつかまれて、泣きそうになった(笑)。

そういえばオーバーハイムの"Xpander"、かつて大学の教室の各パソコンに備え付けてあったのに、「なんかいかつくて見た目がダサい」と思って1度も触る事なかったよ。めちゃくちゃもったいない(笑)。

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