B-PASS 25th anniversary fes #1 @ AX, 2010/9/21

明日も行くけど、今日の感動は今日のうちに…。

中学〜高校前半で邦楽が大好きだった頃に一番ハマっていた雑誌、Backstage PASS(B-PASS)の創刊25周年記念ライヴに行ってきた。

ラルクのTETSUYA、ナイトメア、いろんなバンドが出たけど、印象に残ったのはやっぱりトリのUVERWORLD。最初シークレットだったらしいんだけど…この情報化時代だもの、ちょっとしたリークのおかげでファンが駆けつけたみたい。


フロントマンはかっこいいね。中でもUVERWORLDのTAKUYA∞は本当に人を惹き付ける。TM Revolutionまで引きつける(笑/ゲスト出演でした)。生で観たの初めて。びっくりした。演奏も、男気みなぎってて思いのほかカッコ良かった。

そうした人気バンドのパフォーマンスはもちろん大事だけど、やっぱりこのイベントのメインは雑誌。バンドがそれぞれB-PASSへの感謝とか、おめでとうとか、いろいろメッセージを伝えていたけど、TAKUYAはそれをさらに飛び越えて、記事だけでなくこうしたイベントを開催して、しかもトリとして招いてくれた現編集長へのお礼と、曲だけでは伝えきれない言葉を載せてくれる音楽雑誌の素晴らしさを素でアツく語ってくれた。


なんだよもう、泣けるじゃないか。
曲がりなりにも月刊誌の編集をやっているので、作り手側の気持ちは少し分かる気がした。1ヶ月のサイクルを通して、会議会議会議、取材取材取材、素材集め、レイアウト組み、原稿&デザイン、校正、校了…その繰り返しでやる事がいっぱい。

きっとそんな努力や苦労と音楽への愛情の末に、1冊1冊が出来上がってたのかなー。何一つ知らなかったけど、私達は熱心に読んだ。だって、音楽の事、アーティストの素顔、ほんとに興味のある事しか載っていない音楽雑誌。それはそれは魅力的だった。授業の合間に語ったり、発言を思い浮かべながら曲やラジオを聴いたり、Mステを観たり。


今でこそネットで何でも読めるけど、やっぱりページをめくる楽しさ、絶対あるよね。ネットってどうしても流し読みになっちゃう。要点だけ拾おうとしちゃう。もちろんネットのインタビュー記事だって、本と同じぐらいがっつり頑張ってると思うけど。

雑誌だって、今でも毎月、気合い入れて作ってんだ。きっと。




ステージのバックドロップのデザインは、25周年の文字を取り囲むように、星が25個。その9〜12個目あたりの星から、夢と希望をもらって生きてた。


ありがとう&おめでとう☆


B-PASS 1997年12月号

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