ARISTOCRATS live @ Akihabara Goodman, Tokyo, Japan 2011.7.28

ARISTOCRATSのライヴを観た。

フランク・ザッパに匹敵する秀才ガスリー・ゴーヴァン、どのバンドでもドラムソロが長いけど叩いてる音がとっても気持ちいいので何でも許せるマルコ・ミンネマン、メインの赤いベースよりは黒いのに持ち替えた時の方の音が好きだったブライアン・ベラーの超絶インストゥルメンタル・パワー・トリオ。

上手い人、特に、超絶に上手い人はね、
ユーモアのセンスを前面に押し出すといいよね。
上手いがゆえに複雑な曲、格調高い楽曲、フレーズ、構築美、そういうのもいいけど、

上手いがゆえに面白いものを「ものすごく面白いもの」に変えられる。

例えば、

「ブルースの常套句を詰め込んでなおかつそれをコミカルに、イメージをぶち壊したような曲を作った。聴いてくれ、“Blues Fuckers”(観客爆笑)」

とマルコが紹介したこの曲は、変拍子と複雑なリズムやキメの連続で、スラッシュメタル並のブラスト・ビートが主体(笑)。そこに1,4,5といったブルースならではのコードが乗るだけ。正直、曲じゃなかった(笑)。

カントリーから始まってパワー・ロック、種類の違うパワー・ロック、今度はフュージョン…みたいな、1曲の内に何曲も存在するような曲が多く、2時間の間に30曲は聴いたんじゃないかという気分。

曲として家で聴くかといわれるとたぶんBGMになってしまいそうだけど、今日は3人の凄腕ミュージシャン達の演奏を堪能できた、そっちの方が大きいかな。


今日は、かなり楽しかった。


++++Now playing.... The Riddle / Steve Vai ++++

Comments

Popular posts from this blog

いいもんみっけた! バークリー音大が無料で提供している音素材

RME FireFace UCX 基本の使い方メモ

Praying for people in Boston