別の話題の方が多いけど、一応Will Lee's Family live @ Cotton Club, Tokyo, 2012.11.27



大学のバイト時代の友人(っていうかボスの一人であり学科の先輩でもある)が、日本に行くよーと突然Facebookで連絡をくれた。ビックリ。

さらにビックリなのが、ウィル・リーのレコーディング・エンジニアをやっているんだと。他の国へ用事のついでに、ウィルのライヴも観に日本にくるとの事で、これは会わなきゃ、とわたしも仕事を片付けてバタバタ東京駅に向かった。

ライヴは最高。二年前ブルーノートで、矢野顕子のトリオで初めてウィルを観た。こんな面白い人いないと思った(笑)。今回は主役だから、それは楽しげにプレイするわ、飛び跳ねるわ、日本語の文章だけで歌を作ってしまうわ、いろんなものが飛び出てきて本当に楽しかった。

バックステージでちょっとだけご挨拶。

したら


「あ! チャック・レイニーだ」と友達。

えっ

いやたしかに、面会希望の人達にまじって列に並んでいた、あるお年を召した黒人男性。おじいさんとはいえその存在感。どっかで見たよ絶対、この人絶対有名な人よ…と思ってはいたんだけど。

チャックとウィルが固いハグを交わした後は、ウィルのバンドで今プレイしているスティーヴ・ガッドやチャック・ローブと談笑。すごい光景。

ちなみに、ウィルのバンドでピアノやキーボードを担当していた男の人はかなり若く、聞けば私達とほぼ同じ時にBerkleeに通っていたんだとか。いやそりゃ、観たことある気がしないでもない。まあちっちゃい街だもん、絶対どこかですれ違ったり、Learning Center(バイト先だったDTMルーム)でヘルプしたのかもしれない。あれって、結構覚えられてるもんだ。こっちは一瞬なのに、街で会ったら「あの時はありがとう!」って挨拶されちゃったりして。

結局、友達と一緒にいたのは6時間ぐらいか。

通訳の時だと多少緊張するけど、仲良しとなると…しゃべるしゃべる。
なんか、何? 慣れじゃん結局。お互いに共通の思い出もあるし。だからといって話す言葉を端折ってるわけじゃないけど、なんか、通じるものがいっぱいあって苦労しなかった。もちろん文法的に言い難いものは時間をかけてゆっくりしゃべったけど(友達もゆっくり待ってくれた/笑)、こんなに久しぶりにたくさんしゃべっても、あまり不自由に感じなかった。

もちろんある程度の語彙や言い回しを持っておくことは大切。多いに越したことはない。その道具がないと作れないからね。しゃべる道具がないと会話が作れない。でも、あとは自分の心次第で、どこまでもどこまでもコミュニケートできるんだと分かった。日本語でも英語でも。

そして、以前別の友達が日本に来た時も話したけど、あのバイト先があったからこそ、数えきれないぐらい楽しい大学生活になった、という所はやっぱり一緒だった。たくさん働いて、たくさんパーティーをやって、頑張って卒業して。

世界のいろんな所に必ず、同じ思い出を分かち合った人達がいる。

ほとんどがFacebookにいるから、なんとなく近況はわかるけど、こうやって実際に会えるって本当に貴重なこと。

当時のボスに感謝。
大学に行かせてくれた親に感謝。

さ、頑張らないと。ウィルのレコーディングとまではいかないけど(笑)、レコーディングはするもんね!

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