THRASH DOMINATION 2014 @ CLUB CITTA' KAWASAKI 2014.3.15

結論からいうと

エクソダス最強。
アーティレリーは見られなかった。
し ご と が お わ ら ず …


で、着いたらサンクチュアリがまったりとプレイしてて…。スピード感のある曲が始まっても、中盤ではゆっくりになって…。速さが売りの音楽性ではないみたいだけど、場内は盛り上がりに欠けていたようだった。よく最後でやるらしい「Future Tense」もセット半ばに入ってたりとか…。ジェファーソン・エアプレインのカヴァー「White Rabbit」は聴いてみたかったので、やってくれてよかったんだけど(あの不気味な半音階の音像がよく合ってるね!)、やっぱりゆっくりなのが気になるよね…。ま、私が知ってるのはこれぐらいなんだけど。ヴォーカルの声がちょっと辛そうだったかな…。

正直、前評判通り、あんまり…だったな…。


で、VOIVOD。
これは音が良かった。グルーヴ重視のスラッシーな感じがなかなか激しくてよかった。ただね、最後2曲は順番逆の方が良かったんじゃないかなあ。一番速くてガンガン盛り上がってから、エピック系の曲で荘厳に締めくくったんだけど荘厳イコール速くないんだよね…もちろん曲は知らない。(じゃあなんで観に行ったのかって?/笑)


やっぱりスラッシュ・メタルに求められるのは、脅威のスピード、脅威の激烈サウンド、脅威のリズム隊、不穏な音階を巧みに扱った脅威のフレーズ…などなどなんだな、と実感。(ここから“脅威の”をとったものがいわゆるメタルじゃ)私はやらないけど、サークル・ピットの出来る大きさでもその盛り上がり度が図れるってもんだ。いかにそのサウンドに煽られて暴れたくなるか、とか? 分かんないけど。


それを具現化していたのがエクソダス。

始まった瞬間、今日は来てよかったと思った。正直、曲はあまり知らないんだよね。PLEASURE OF FLESHとかFORCE OF HABITとか、BONDED BY BLOODとか聴いたはずなんだけど、個々の楽曲としては記憶に残ってなくて…

でも! その切り裂くようなギターのリフ、重厚で正確なマシンガン・グルーヴ、巨漢のヴォーカルがぶっ放すサウンドはスピードや曲を問わず物凄い存在感と説得力にあふれていた。まず、演奏が上手すぎる。そして、はっきりと目的を持った音を出している。何でみんながエクソダス、エクソダス言うのかよくわかった。これぞスラッシュ。

疲れたけど、最高に楽しかった!

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