TESTAMENT live @ TSUTAYA O-EAST, Tokyo 2014.3.6
いやーもう、楽しみにしてたのよ。
そして、そのかいはあった。
もう3度めだけど…とっても楽しかった。
この日は2階席(立見だけど)も一般客に開放されていたので、いそいそと場所取り。ちょっと柱が邪魔だったけど、まあわりと良い位置で観られたかな。
前座のユナイテッドはヴォーカルが交代。王道スラッシャーな曲が次々と繰り出され、スピード感のあるパフォーマンスだった。スラッシュといえばそりゃそうだけど、続くデヴィルドライヴァーもスピードだけじゃなくて結構多彩な事やってたんで、面白かった。曲を知ってたらもっと楽しめたかもな…。最近レトロなマイク流行ってるじゃない、安室ちゃんも持ってるやつ。まあ昔ジェイムズ・ヘットフィールドが「Die Die My Darling」か何かのジャケで使ってたけど、とにかくヴォーカルのマイクはあれだった。リボンマイクだっけ。
ギタリストは二人共スラッシーでフラッシーに弾きまくってました。
そしてテスタメント♪
セットリストは基本的に、昨年のTHRASH DOMINATIONの時とあまり変わりがない。ということは逆に、ショウの幕開けを飾るにふさわしい「Rise Up」から始まるわけであるので、満足である。最新作『THE DARK ROOTS OF EARTH』の曲でもあるしね。KISSの「Psycho Circus」といい、キャリア初期で黄金期を築いたバンドがずいぶん後になってこういった名曲を出しているのはなかなか嬉しい。ほら、25年ぶりのシングル!とかいって出したわりに名前だけで売れちゃったとかじゃなくて、ちゃんと意味のある(どちらもライヴのオープニング向け)、しかも聴きたくなる曲なわけよ。
で、「Formation Of The Damnation」「More Than Meets The Eye」「Preacher」「Into The Pit」「Practice What You Preach」…曲名並べるだけで楽しくなってきた! 私は「Man Kills Mankind」も聴きたかったんだけどなー…まあ、またの機会に。
なんか、アレックス・スコルニックのソロって耳に残るよね。『FORMATION〜』の曲は特に。昔のも、聞けばわりと思い出す。当時はもっとディミニッシュそのまんま、みたいなのも多かったけど。なんか、教授のような佇まいながらメタル精神所が面白い。レスポールを垂直に立ててポーズとったまんま、水平にスウィープ・ピッキングするからね。ようやらんわ…。終盤では盛り上がりすぎて足元のモニターにぶつかって、こけてしまいましたが…とにかく元気なおっさんだった(笑)。エリックも、前回の時よりはよかった。
そもそもTHRASH DOMINATIONってのは、確か、病気を克服したチャック・ビリーを伴う来日にちなんでスラッシャーが集結するイベント…として開催されたのが発端。ところが最近スラドミxテスタメント=機材トラブルという方程式が成り立ってしまったらしい…。(途中何度か観てないので詳しくないけど、実際、去年はステージ片方の音が聴こえづらかった。)それプラス「チッタ以外でもやりたい。大阪とか」というメンバーの希望もあって、今週末に迫ったスラドミを前に全く別の来日ツアーを行なった、ということのようである。だからかどうか知らないけど、今回のショウは確かに昨年よりずっとずっと良かった。のっしのっし歩くチャック、アタック音と重低音しか聴こえない(!)スティーヴ・ディジョルジオ、鬼のように正確なジーン・ホグラン。
あー楽しかった!!
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