マーシャルと次の世代

「うわ! お前1年のくせにマーシャルかよ!(笑)」と、部長が言ったのはもう15年も前。

高校の文化祭に向けたバンド練習中の部室でアドバイスにきたところ、私を含めて2人いるギタリストのうちの1人がマーシャルの小型アンプを使っていたのだった。金色のパネルに筆記体ロゴのマーシャルのトレードマーク、小型でもれっきとしたマーシャル・ルック。

その時は全然知らなかったけど、マーシャルはアンプの王様、ギタリストなら誰もが一度は興味を持つギター・アンプ。


レオ・フェンダーは90年代に。
レス・ポールは3年前に
そして昨日、ジム・マーシャルが亡くなってしまった。

残念ではあるけれど、なんだか「これからは新しい世代がくる」ということを感じた。

フェンダー"Bassman"から生まれたマーシャル、そこで制作に携わった人たちが数年前に立ち上げたブラックスター・アンプ…
みたいに、次に受け継がれていくべき時期。

マーシャルは今年で50周年を迎えるけど、ロックも誕生から50年以上経つってことなんだよね。すごいね、もう「創始者」の世代が伝説になりつつある。

ということは、次の世代は初代が残したもの、伝えたかったものをしっかり受け止めて、保持するなり変えるなりして継続していかなくちゃ。もう、引退して見守ってくれる人もいなくなっちゃう。自分達がこの音楽を背負ってくことになる。


++++ Now playing.... Looking For Love / WHITESNAKE ++++

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