日々学ぶ事だらけ
葛巻さんのミックスの本 を読み返していたら、買った時には分からなかったいろいろな言葉が少し飲み込めるようになった。 大体2年ぐらい前に手に入れたものだけど、やはり耳が違いを聞き分けられないと、どんな作業をしていても、どんなアドヴァイスを受けても、大切なことを大切だと捉えられなかったり、気づくべきところに気づかなかったりする。 うむ。 で、こないだのライヴトラック。今は相変わらず、演奏時間と同じ尺の音源データを1つのLogicファイルに入れて、マーカーで曲を区切っているけど、あれをさっさと分割してリージョンに分けたほうが良い。 なぜなら、試しにこないだ、中盤の曲をミックスしてクライアントに聴いてもらったら、なんか遠くに行ってしまった…といわれたのでありました。 波形ずれてるかも。 1曲めのクリアさと比べたら、なんかなんとも言えない感じ。会場のリヴァーブの音量も、1曲めとこの10曲目(?)とで変更しているわけじゃないのに。 だから、曲ごとにデータを分割して、各トラックのリージョンの揃え直しをやらないといけないのではないでしょうか。事実、ドラマーが歌っているバック・コーラスが、ほんとにコーラス・エフェクトかかったみたいに聴こえてきてて、こりゃおかしい、リージョンの頭は揃っているのに、と思っていたところだった。24トラック全部のリージョンの頭が同じタイミングに置いてありゃいいってもんじゃないのね。 今日ミックスの本を読み直していた時に、語られているシチュエーションはスタジオでのドラム録りについてだったけど、とにかくオン・マイクとオフ・マイクじゃ音を拾うタイミングが違う、という話が載っていたので「これだ」と思った。当たり前だ、マイクを置く距離が違うんだから。 ってことは、ドラムだけじゃなく、たくさんのマイクが同時にたくさんの音を拾っている今回のライヴ音源、たくさんの音のかぶりが出ているわけだから、ズレが生じたっておかしくない。これを波形レベルで揃えていくと良いようだ。 手がかりが見つかるとまたやる気が出るから、あきらめちゃあいけないね。 明日朝、残ってる仕事をやりに会社に行ったら、帰りがけにスピーカーの下に敷く台を手に入れて、帰ってミックスの続きが出来たらいいな。 おやすみ。 いつも行くタイ料理屋さん(ティー...