LOUD PARK 12 @ Saitama Super Arena, 2012 10.27



●セバスチャン・バック
よく声出るなあ。
ジェフ・ジョージよりももう一人のギターの方がコーラスもギター・プレイ自体も上手くて、なんか新ギタリストとして加入!ってニュースになった割には控えめな扱いだった気が。
「Tunnel Vision」「I Remember You」「Youth Gone Wild」、いいですね。

●クリプトプシー
こいつは難解だ。
ステージの設営場所がいわゆるステージ向きではないので、音が回りまくって何も聴こえなかったという人が多かったけど、私PAの側にいたけどわりと良かったかも。
っていうか難解だ。歌詞はない(グロウルなので意味不明)、ほぼルート弾きで激速リズムのパターンにより曲調が変わる…とか、音楽じゃない(笑)。おまけによく聴くと変拍子につぐ変拍子だ。だからこそ、明確なリフのある曲が凄くキャッチーに聴こえた。カッコ良かったぞ。知ってる曲やってくれてよかった。ドラムのフロ・モーニエ、ウマすぎ。ちゃんとソロ・タイムもありました。

●ソナタ・アークティカ
あれ? こんなメロディック・ハード・ロックだっけ?ってぐらい、キャッチーでわりと普通な曲が多かったな…。私が唯一聴いているベスト盤のイメージだと、メロスピなんだけど。メロハーは一番興味ないので(すみませぬ)、…といいつつ、キャッチーでポップで、それはそれでカッコ良かった。それがソナタらしさかといえば私はよくわからない。今のソナタはこれがトレンドなのか。
ギターのエリアスは、以前のメインだったアイバニーズのUniverseに似たシグネチュアか何かを使ってた。面白い形のミラーピックガードのついた7弦だったような気がする。

●DIR EN GREY
阿鼻叫喚という表現が当てはまるバックドロップ、独特の破壊的な音楽性…わたしはメタルコアというジャンルがすっぽり抜けているので、なかなか掴めないんだけど、なんかその辺の要素が多いのかな。前回出演時よりまともに聴いたけど、うん、独特の世界観だった。

●イン・フレイムス
ご、誤解していた。もっとデスっぽい人達だと思ってた。デス・メタルにクリーン・ヴォイスを混ぜる試みをしたのは彼らが最初だという事で、もっと激しいものを期待していたけど、かなりキャッチーな要素が多かった。名盤『COLONY』だけじゃなく、もっと他のアルバムも聴いてよく知りたい。

●ハロウィン
なんか、意外と初ハロウィン。音がシャーシャーしてた…バスドラムが4つあった…そして…ヴァイキーがカッコ良かった! イケメンですなあのおじさん。サシャもソロの時は必ず中央でスポットライトを浴びながら弾きまくる。なんか元気のいい、楽しいバンドだった。もちろん盛り上がったのは「Future World」「Dr. Stein」「I Want Out」。

●チルドレン・オブ・ボドム
ちょうどハロウィンの裏で別ステージでやっていたので、ハロウィンを途中で抜けて観に行くと、「Needled 24/7」をやってくれた。むー。アレキシ、安定のクオリティ。Vシェイプを掲げてソロを弾いたり、キーボードとギター2人が弾きまくったり。全然変わらないボドム・スタイル。いいね。あれが好きだから。安心して早々に引き上げた(笑)。

●スレイヤー
もー。
カッコイイの一言。ずるいぞ40〜50代。なにあの速さ。激しさ。時代の感じさせなさ。『REIGN IN BLOOD』がいつ出たアルバムだと思ってるんだ。全っ然古くない。もう、カッコイイの一言。トム・アラヤのバラバラしたベースの音、ケリー・キングの姿形、療養中のジェフ・ハンネマンの代役にゲイリー・ホルトの激速テクニカル・ソロ。はー。

ってことで…楽しかった、ほんとうに。

爆音園なだけに、まだ耳がバカになってるから…
午前中レコーディングした音源のミックスは、明日起きてからやろうっと。
すみませぬ監督。

いやー満足満足。

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