もちものチェック→聴き比べ

あれこれ大きな買い物をした挙句(?)、今日1本ケーブルを足したことでひと段落したのでメモ。

CDコンポが壊れたのをほっといて、はや8年。MDとラジオ、ライン入出力は動くから使ってきたけど、CDを聴く機会が著しく減ったのもあって、いい加減そろそろ買い換えないとな…と思ってはいた。思ってから2年ぐらい経つけど。

ゲットしたのはケンブリッジオーディオ製のAzur 350cというCDデッキと、azur 350Aというオーディオアンプ。




あり? コンポを買うはずだったのに?


…といいつつ、ここ2年ぐらいはちょっとずつ機材を買い揃えてるのもあって、懐事情と相談して実現範囲のほしい機材と、かなわなくても理想の機材みたいなものを思い描いていたので、せっかくなら理想コースに沿った方が良いと判断。

それも、ヤマダ電機のオーディオルームでおじさんにいろいろ教えてもらった結果ゲットしたものなので、納得のいく買い物が出来た。

まずは、自分の状況を説明。
・前述したONKYOのCDコンポ本体を処分したがスピーカーは(聴き比べしたいので)残してあること
・将来的にレコードプレーヤーも欲しいので、それを繋げられるとナイスだということ

学んだこと、いくつか。
・アンプとスピーカーは大きさや相性で決まり、価格ではない。だから、スピーカーに寄って選ぶべきアンプが変わってくる。
・CDデッキは高いほど音が良い。
・レコードプレーヤーはフォノインプットがない機種の場合、プレーヤーとアンプの間に挟むフォノイコライザーが決め手。3万〜50万の範囲があるが、その中で出せる範囲を自分で考えれば良い。
・レコードプレーヤー自体の選び方は、適当に。どれでもok。

オーディオルームには様々なスピーカーとアンプが用意されているので、いろんな組み合わせで音が引っ込んだり出たり、という違いを体感させてもらった。総てを吸収したとは言えないけど、JBLの大きなスピーカーとフォステクスの小ぶりなスピーカーなどを中心に聴き比べ、紹介されたフォステクスは私のONKYOコンポと同サイズなので、これを想定してケンブリッジオーディオを処方(笑)してもらったという感じ。全く同じじゃないけど、「多分これだと思う」ということで。

おじさんは以前音楽関係で働いていた経験もあり、若い人が買ってくれると嬉しいねえと言いながらブルースを聴くことを強く薦めてくれた。


早速帰ってゴソゴソ組み立て、わりとアコースティックが中心な楽器のCDを聴いてみる。きれいで透き通っていて、いい感じだ。そんで、じゃあブルースと言われたので手持ちのCDを探し、シン・リジィやフリートウッド・マック、マウンテン、それからiPodを繋げてバディ・ガイやB.B.キング、テスタメント、ラッシュ、ドリーム・シアター…

…とりあえずいろいろ聴いた。まず、聴くこと自体が楽しくなってきた。

ま、ONKYOのスピーカー自体置物になっていたので、比較できたわけじゃないんだけどね。でも、ボリュームノブを全然動かせないほど。音量に余裕がある事とか…特にテスタメントで気づいたのが、ベースの存在感。凄く出てるという意味じゃなくて、スピーカーの下のあたりで、ほどよい音量で広がりながら存在している、というのかな…? 

さて、買ってから約3週間が経ちますが…

今日ついに、ケーブルを1本足したので、詳しい説明は省くけど、小型モニタースピーカーのGenelecくんからも同時に音が流せるようになりました。もちろんどちらか1組のスピーカーだけ鳴らす事も可能。

なかなかいいかんじです。アンプ達が全然写ってないけど。↓



おかげで今日はスピーカーを聴き比べることができた。モニタリングとオーディオなので用途は違うけど、特性を把握するにこしたことはない。

前から知ってたけど、Genelecはわりと音が暗めだな。相対的に明るめなONKYOをオンにするとちょっときらびやかな部分が出るってのがわかったけど、面白かったのが、ザ・クラウンだっけ…スラッシュメタルバンド。ONKYOとGenelecを同時に鳴らした後、ONKYOだけを鳴らした時のあからさまな軽い音に笑った。ヘヴィ系はこういうの多そうだな。重心が下に行ってるって、こういう事かな。

ちなみに、DAWの方の設定は何にもやっていない。オーディオ用機器をオーディオインターフェイスに繋いだらどうなるんだろう。まあ、やってみればいいじゃんねえ。あるものは何でも試してみれば良い。


ま、何よりも、CDを1枚入れて、じっと聴くっていうこと。

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今聴いているのは、CD整理していて出てきたアンフリーズ・マギーです。

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