富士山日記その1
日付が変わるまでleteでの同窓会を楽しんだ後、準備を済ませて布団に入ったのは午前2時過ぎ。そして眠れない。こんなんで大丈夫か。
午前5時、何とか起床。乗る予定の電車にぎりぎり間に合って、集合場所の都庁前駅まで眠りながら向かった。バスターミナルに集まるなんて、日本では初めて。凄いワクワクだ!
バスのりばへ〜♪ |
運転席の横に、席順が貼り出されていた。私窓側。やった♪女性が既に隣に座っていたので、ご挨拶。お一人で来られているらしい。参加したのは男女半々、ちょっと女性が多めで、一人参加が半分、カップル少し、4〜5人組が少し…そんな感じ。平日のため、夏休み満喫中の大学生の他はほとんどが会社を休んで来ている20代後半〜40代の人達ばかりだった。「体力的にもあまり差がないですね」とガイドさん。ほほぅ。
バスの中で登山に関する全行程の説明が行なわれた。ツアーは1泊2日。五合目までバスで連れて行ってもらって、そこから本八合目まで夕方までに登り、夕食&仮眠。翌日午前2時に起きて、ご来光と呼ばれる日の出を見るべく、頂上を目指してまた登る。日の出見学が終わったら下山。麓の温泉に入ってまた東京までバスに揺られて夕方着、という流れ。
ご来光が見られるのは、当然ながら天気しだい。「3日に1回中止になっていて、ここ数日はずっと見られていますね」と言われ、気になった。うん? もしかしたら、ハズレに当たるかな。
眠りながらバスに揺られていたら、富士山が間近に迫っていた。
アレだ |
なんと、信号機もかわいく富士山型 |
富士山の麓にある浅間神社に到着。ここで安全登山を祈願するそうだ。
安全祈願の浅間神社 |
ガイドさんいわく「ほんとは1合目から登るのが高山病にならなくていいんです。体が馴れていくからね」ごもっとも。五合目からなんてずるいよねと思いつつ、早く頂上に着けそうで嬉しいな、と、どっちも私には本音だった。
予想外にかわいかった登山靴 |
予想外にかわいかった登山靴を履いて、翌日のお風呂道具などはまとめてコインロッカーへ。1回300円。駅と同じね。ちなみに、トイレは五合目で既に有料です。
集合場所で再度集まって、いざ出発。点呼をとる際、名前ではなく番号で呼ばれるようになっていた。私は5番。はいっ。
この集合場所には、馬もいた |
出だしはなぜか下り。いったん止まってストレッチを済ませて、登り坂が始まった。6合目までは手ぶらで行進。先が長いと知っているので、おしゃべりは極力控えめ。
ブルドーザーを発見。物資を山小屋に運ぶらしい |
ぞろぞろ。まだストックを使う人は少ない |
土や緑の色が鮮やか。まわりはとても静か。 |
時々、休憩。
雲が地面を這いながら上っていく。
(つづく)
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