どんな時でも、心はまっすぐにね!!

しのつく雨の日。
でも、今日また楽になった。元気をもらった。

できないかもしれない、というネガティヴ思考は大得意。取り越し苦労も人並みに上手い。
しかし。ここ最近は、いーじゃないのさ。出来るかもしれないじゃん。にへっ。と笑って夢見る事が出来るようになった。

そう思い立ったのは何年も前かもしれないけど、人の気持ちとか心構えとかって、ちょっとずつ毎日積み重ねて確固たるものになってくみたいね。あんまり焦らなくてもいい。とりあえず忘れさえしなければいい。




そういえば、良い話(悲しいけど)思い出したので書いとこう。

9.11の時の事。
ボストンはNYにとても近く、飛行機がLoganから2機も飛び立ったので、社会の事がまだよくわかっていなかった21の私はただオロオロするばかりだった。

総ての地上波TVは、5日間ノンストップで各地の状況や政府の対応、専門家の討論などを放映し続けた。



後日、犠牲者の何人かをピックアップし、関係者が語るドキュメンタリー番組が流れた。

2つの仲の良い家族が、ボストンから別々の便で飛行機を予約したにも関わらず、どちらもワールド・トレード・センターに行ってしまったことなど、ショッキングな内容でいっぱいだった。



その中で、確かペンタゴンに突っ込んだ飛行機だったと思う。機内に各座席に電話が備え付けてあるタイプのもので、画面に登場して体験した事を話してくれたのは、その飛行機から電話を受けたオペレーターの女性だった。詳細はあいまいだけど、大意はこんな感じ。


「電話を掛けてきた男性は、"最後まで、ただそのままで聞いていて下さい"と、今の状況を穏やかに説明してくれました。また、彼と回りの数人でテロリスト達に立ち向かう計画も話してくれました」状況としては、かなり絶望的なようだった。実際そうだったけど。それでも席から立ち上がって何か行動を起こしにいくと語ったらしい。

電話越しによし、行くぞ、というような声が聞こえて、男性はオペレーターに妻への伝言を託そうとした。

「“彼女の名は…”とあちらが言いかけたので、私はとっさに“リサ”と言いました。

すると彼は“それは妻の名前です”。

私は言いました。“私も同じ名前です”」


電話はそこで終わった。

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