THIN LIZZ..じゃなくてBLACK STAR RIDERS live @ TSUTAYA O-EAST 2014.5.21

いやあーーーーー

スコット・ゴーハム男前!
紳士!
そしてギターのキレが良い!!

シン・リジィの名前で新作にとりかかったものの、やはりこの制作ラインナップをシン・リジィと呼ぶには忍びないとの声が世界中のファンはもとより本人達の中にもあったようで、BLACK STAR RIDERSという名前が付きました。

そんな経緯を経て登場したデビュー作『ALL HELL BREAKS LOOSE』にはシン・リジィの要素はあるけど、やっぱトリビュート・バンドの域を出ない…と言う感じなのかな。それほどまでにフィル・ライノットの存在感と曲に注ぎ込まれたエッセンスは強烈なものだったんだろうな。

とにかくジミー・デグラッソがドラム、マルコ・メンドーサがベース、ヴォーカル&ギターにリッキー・ウォリック、スコット直々にアリス・クーパー・バンドから引きぬいたデーモン・ジョンソンをセカンド・ギターに据え、このバンドが今日イーストでリジィの曲をたくさんやってくれたわけです。メタルなサウンドだったけど、何しろメンツがメンツだから演奏はものすごくタイト。リフとキメの多いリジィの曲では、これが映えるんだよね!

それで、もっかい言うけどスコットのギターが良い! キビキビとしたパフォーマンスはバッキングやアルペジオの時もカッコ良く、時折ステージ中央寄りに置かれたワウを踏みながら昔の曲のソロをそのまんま弾いてくれたりもして、見てるだけで何度も涙が出そうになった。

リジィ・サウンドの肝となるツイン・リードもバッチリで、デーモンがスコットに引けをとらない演奏力を持っていることもよくわかった。さすが、スコットが目をつけただけはある。

はー

たのしかった

まだまだ、やってほしい曲はいっぱいあったけど…
「Are You Ready」「Bad Reputation」「Southbound」「Jailbreak」「Hey Judas」「Emerald」「Cowboy Song」「The Boys Are Back In Town」

もうこの辺りはほんと、うわーっと心が浮き立つような気持ちで観てました。

あ、アンコールでやった「Whisky In The Jar」も良かったよ。でも…あんまり思い入れがなかった(^^; みんなここぞとばかりに盛り上がって合唱してたけどね。なお、初めて聴いたのはメタリカのカバーの方です。(それすらどんなんだったか思い出せない)


たのしかった。

++++

Now playing.... Killer Without A Cause / THIN LIZZY

フィルって犯罪もののトピックが好きだよね。詐欺師とかアリバイとかMassacreとか(笑)

++++

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