●セバスチャン・バック よく声出るなあ。 ジェフ・ジョージよりももう一人のギターの方がコーラスもギター・プレイ自体も上手くて、なんか新ギタリストとして加入!ってニュースになった割には控えめな扱いだった気が。 「Tunnel Vision」「I Remember You」「Youth Gone Wild」、いいですね。 ●クリプトプシー こいつは難解だ。 ステージの設営場所がいわゆるステージ向きではないので、音が回りまくって何も聴こえなかったという人が多かったけど、私PAの側にいたけどわりと良かったかも。 っていうか難解だ。歌詞はない(グロウルなので意味不明)、ほぼルート弾きで激速リズムのパターンにより曲調が変わる…とか、音楽じゃない(笑)。おまけによく聴くと変拍子につぐ変拍子だ。だからこそ、明確なリフのある曲が凄くキャッチーに聴こえた。カッコ良かったぞ。知ってる曲やってくれてよかった。ドラムのフロ・モーニエ、ウマすぎ。ちゃんとソロ・タイムもありました。 ●ソナタ・アークティカ あれ? こんなメロディック・ハード・ロックだっけ?ってぐらい、キャッチーでわりと普通な曲が多かったな…。私が唯一聴いているベスト盤のイメージだと、メロスピなんだけど。メロハーは一番興味ないので(すみませぬ)、…といいつつ、キャッチーでポップで、それはそれでカッコ良かった。それがソナタらしさかといえば私はよくわからない。今のソナタはこれがトレンドなのか。 ギターのエリアスは、以前のメインだったアイバニーズのUniverseに似たシグネチュアか何かを使ってた。面白い形のミラーピックガードのついた7弦だったような気がする。 ●DIR EN GREY 阿鼻叫喚という表現が当てはまるバックドロップ、独特の破壊的な音楽性…わたしはメタルコアというジャンルがすっぽり抜けているので、なかなか掴めないんだけど、なんかその辺の要素が多いのかな。前回出演時よりまともに聴いたけど、うん、独特の世界観だった。 ●イン・フレイムス ご、誤解していた。もっとデスっぽい人達だと思ってた。デス・メタルにクリーン・ヴォイスを混ぜる試みをしたのは彼らが最初だという事で、もっと激しいものを期待していたけど、かなりキャッチーな要素が多かった。名盤『COLONY』だけじゃなく、もっと他のアルバムも...