LOUD PARK 10 @ さいたまスーパーアリーナ、2010/10/17

今日、凄かった。テープ起こし翻訳が3時間で1本終わった。(笑)

さてさて なにをやってもきりがないので ここらでらいぶれぽーとをかくとする。<ロボット風に

LOUD PARK 10、2日間行きたかったけど、見たいものの数と気持ちが勝ってオジーの日を選んだ。

ハイライトはこのバンド達。

●ANGRA
大本命。空いている椅子を探しつつ、ステージ正面のスタンディングエリアを横目で見ると、「あれ?アリーナに入れそうだ」と思った。気付いたら、前から6mの位置でスタンバイ。新曲「Arising Thunder」、「Angels Cry」「Carry On」「Nova Era」、新曲(名前忘れた)、「Lisbon」「Rebirth」…「Nothing To Say」「Spread Your Fire」
本当に我を忘れて、時の経つのも忘れて、ただただ飛んで跳ねて歌って楽しんだ。あっという間だった。


ってだけで終わってもつまんないので(笑)、もうちょっとだらだら書くと…
まず、バイオリニストがゲスト登場。多分初めてです。ストリングスを活かした曲が多いので、彼を踏まえたアレンジがなされた上の曲の数々は、キーボード奏者にはない素敵なフレーバーが加わわってより素敵になっていた。これ、バッチリじゃん。自然。

「ブラジルからプレゼントです!」とエドゥが日本語で言った後、ANGRAのライヴではよくあるドラム・グルーヴの時間が始まった。メンバー全員が太鼓やパーカッションを手にして、リズムをたたき出す。理屈ではない、ノるしかない。すっごく気持ちよかった。彼らは普段でも、メロスピでタテノリなヘヴィ・メロディック・メタルをやっているはずなのに、例えば「Spread Your Fire」の高速リフを弾きながら横に揺れる。これは私には衝撃で、ブラジル出身ならではじゃないかと勝手に思っているけど、だからこそ、みんなが太鼓を叩くこの瞬間、一番ブラジルの音楽に近く触れられる瞬間が、この日は本当に楽しかった。

それでね! ラファエルのパートは、大きなタムを、大きなバチを使って叩く所なんだよ。それが、1、3拍目しか叩かないのよ。(あれ?1拍目だけか?)で、それを叩くと同時に、(多分長い髪が邪魔なんだろうけど)顔を横にさっと背ける仕草がめっちゃかっこいいんだよ。毎回、叩くたびに必ずやるからね。あれはよかったねえ〜〜〜〜。

ああ、本題に戻って、このギタリスト達は相変わらず素晴らしかった。キコさん、上手い。ラファエルさんも上手い。「Rebirth」「Nova Era」そして「Spread Your Fire」、このあたりのソロは歌うしかないくらい素晴らしい。必ず再現してくれるから、さらに良い。ヴォーカルか!ってぐらいメロディック。


そしてヴォーカルといえばもう1つ。「エドゥがすっごく音外してたでしょ」と言われて、前回は全然気付かなかったけど、今回注意して聴いていたら確かにそうだった。声も出る場所が限られていた。とはいえ、笑顔は欠かさないしフロントマンの盛り上げ役は全力でやってるし…残念ではあったけど、歌えてない事に気付いても、エドゥ(やアンドレ)のアルバムでの声がちゃんと記憶にあるから…なんていうかもう、この曲好きなんだから!!いいんだよこれで!!と、思った。どうせこちらも歌ってるし。もちろん、声が合った時が最高だけど。
音がとりにくいらしい。わざとじゃないし、歌えないわけではないから、もしかしたらもどかしいと思う事もあるかもな…と余計な心配をした。でも、「Nothing To Say」の音程の高い所など、時々バッチリ音を当てて来るから、「おぉっ!」と胸に響く(涙) その高い音が好きだ。はぁぁ〜〜。満足だ。

そういえば、「Spread Your Fire」か何かで人がぐるぐる回り始めたよね。ANGRAでサークル・ピット。ANGRAで(笑)。しかも、周囲が「え?やるの…?(汗)」って戸惑っていた(笑)。実際難しいよね、ノリたいけど弾いてる手元も観たいし、止まりたいのか動きたいのかよく分からない事があったなあ。でもANGRAで回るのは…(笑)。おもしろかった。


●モーターヘッド
機会があるなら是非観たかったトリオ・バンド。
2〜3年前、モーターヘッドの信者(笑)から『ACE OF SPADES』を借りたにも関わらず全然良さが分からなかった。あのしわがれたハッキリしない声がどうも苦手だったのだ。だからこそ、メタリカ、スレイヤーなどからも賞賛され続けている老舗バンドの神髄やいかに!?(←誰あなた)と思っていたのでした。

いやいやいやいや。
カッコエエ!!!
まず、バンドの滑らかな一体感とグルーヴが素晴らしい。そして、ギターの音がとっっっても良い。ホワイトのレスポールとチェリー系?のエクスプローラーを使い分けていたけど、レスポールの方だな。もうプレイはもちろんだけど素晴らしいトーン。深みがあって適度な歪みで、いつまでも聴いていたくなるようなリフやソロが本当〜〜に心地よかった。ほめ足りない。

そして、一度見たら絶対わすれないベーシスト、レミーのお姿。いやー個性的。あの声、苦手とはいえさすがにこのバンドには見事にハマっていてとっっても良かった。無理してあおるでもなく(ちょいちょいと両手を上げてました)、声を張り上げるでもなく(もっとデカく叫べる?ってと聞かれましたけど/そう、動きは最小限)、淡々と歌いがっつりベースを弾きこなし…64歳だそうですね…いや凄いよ、とても良かったよ。ロックだ。このグルーヴはカッコいい。知ってる人知らない人、誰もがノリノリだった。これぞロック・バンド。言い忘れたけどドラムももの凄くタイトなビートで、ドラム・ソロのコーナーで聞き惚れるぐらい楽しかった。

いやー。
良かった、見られて。予想をはるかに上回る気分の良さ。
アルバムを好きになるかどうかは、また別の話だけど、再トライの可能性はある。

●AVENGED SEVENFOLD
マイク・ポートノイ。
なんだかAWAKEの時の格好になっていたな。バンダナにサングラスにロングヘアー(かつてほどチリチリ!じゃないけど)。がっつり叩いてました。そんな存在感たっぷりなサポートの方はもちろん、A7X本メンバーも前回観た時より断然良かった。若いながら貫禄?というか、メロディックだったり3拍子を挟んだりと曲の起伏が豊かで、聴いていて楽しいし、ザッキー&シニスターのツインV字型プレイ(一人左利きだからね)、見た目にこだわったギター、入れ墨たっぷりのヴォーカルM・シャドウズ(この人、シャウトした時の声の音域の幅が非常〜に広かった。高めの音だけじゃなくて低域から高域まで良い感じに出てた)と、観てても楽しい。


あのねでもねこのへんで

ラムトニックください

って言っちゃったもんだから
しかも全部飲んじゃったから
(薄く作ってもらったけど)

もう、ダメ…(眠気)
な瞬間が何度もありました…
(チェイサーで買ったお茶、全部こぼしてたしね!!!)


しかし、気付いたら回りの人が歓声を上げている。オジーがステージに現れていた。無理矢理起きる!!!

●オジー・オズボーン
帝王! かわいい!(笑)
ぴょんぴょん飛び跳ねたり、オーディエンスに耳を傾けたり、バケツの水をかぶっては必ず残りを客席に撒いたり…
本当にオジーなんだ〜。こりゃいいなあ。

総て知ってる訳じゃないけど、ソロ歌えるほど好きな曲はある。「I Don't Wanna Change The World」「Crazy Train」「Mr. Crowley」「Iron Man」…書いてて興奮してきた(笑)。いいよなぁ〜〜〜。いいよなぁ〜〜〜〜〜。歌いたいなあ。新曲「Let Me Hear You Scream」も良かったよ。

ステージ正面の、2階席入り口付近の階段に座って観てた(距離的には最も遠い)けど、みんな本当にノリノリ。「I Don't Wanna Change〜」が良かったな。ガスは、ソロを原曲に忠実に弾いてくれたからね。ガス、上手いな。改めて観ると上手いと思う。

オジーのサバスって、良過ぎてずっと聴いていたいんだけど、ロニーのサバスを聴いてもオジー時代とは全然違う&これまた良過ぎてあの世界から帰ってこれない。ま、久々に両方聴いてみたいな。


ロックは楽しい。ね。
良いライヴ、ホントにいっぱい。
楽しかった。


よいしょ、もうだらだらやってちゃいけないな。
まだいっぱいあるんだけど、明日だな…。

++++Now playing.... /++++

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