徹夜ならではのハイテンションでお届けします

旅行記も、記憶が遠ざかると感動も薄れちゃうからね。

こないだ妹に誘われて、江戸東京博物館に行ってきた。特別展として、ボストン美術館の所蔵品から膨大な浮世絵が展示されるという事で、かつて住んでいたアパートの裏にあった同美術館に通い詰めていた私としても、大変気になるイベント(実のところ、何の絵があったかなんて覚えちゃいないんだけど)。

行ってみたら、まずは博物館の建物の巨大さに驚いた。当然ながら中身も見応えのある量で、老若男女(老と男の割合多し!)が1枚1枚の絵を丹念に観ながら、その絵についてうんちくを語るおじさん達の話を盗み聞き(笑)。「この絵はアメリカから来たんだよ。もう2度と観られないかもしれないよ!」と、手前にいたおじいさんが私達に話しかけてくる場面も。

肝心の絵は、想像してたよりずっと良かった! 浮世絵って、まずその画風が独特で、着物の布の質感がふっくらしてて…ということは分かってはいたんだけど、ここまで膨大な数を観てると、独特の空気感や、粋なセンスが何となく感じとれるようになったり、何とも言えない充足感? 言葉では表しにくいけど、とにかくいろいろと心にくるものがあった。

それに、浮世絵は今で言うポスターみたいなもんで、この時代は版画だから、色ごとに違う版を重ねるらしい。版下のハの字も知らないDTP編集者にとっては驚くべき技法だ。絵師はもちろん、版を作る彫師や実際に版を刷る摺師の名前が入っている絵もあって、こうした各作業の精鋭達が集まって良い仕事をしないと、1枚の浮世絵が完成しないのかと思うと、それはそれは恐れ入った。やーーーすごいねえ。カリスマ摺師とか、いそうじゃない?



意外にもハマってしまった浮世絵展。まだやってますので、興味のある方は是非是非♪



先ほど朝の5時半頃、カメ仕事ながらようやく完成した10/26コンサートのプログラム↓



まだ修正あると思うけど、一応形になった。わーい♪♪

今回は、写真には写ってないけど、中の演目部分を縁取るフレームの枠画像選ぶのに一苦労。ちゃちゃっとやりたい気持ちはものすごーくあるんだけど、やっぱある程度は試行錯誤を重ねないと絶対に“ちゃちゃっ”の領域には行かない事がわかった(笑)。もやもやしてる時って、結局分からない事があるからなんだよね。そういう時は出来る事をやれるだけやって解決するのが一番の近道だろう。やれるだけやる時間は捻出するしかない。時間ないからと言ってやらないのが一番まずい。

これで、1人で絵師と彫師と摺師をやっている事になるかな。いや、後の2つはうちの“5150”(プリンター。本当にこの型番なのだ)か。

ちなみに、まだチケットあるみたいなので、興味のある方は是非こちらまで♪


そして、4時間後にラウドパークに向けて出発…。仮眠に入ります。電車乗り過ごさないように気をつけなきゃ!

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