ghost rider
RUSHのドラマー、ニール・パートが書いた『GHOST RIDER』という本をやっと読み終えた。
話はニールが家族を事故や病気などで亡くし、たった1人になってしまった所から始まる。その後傷を癒すためにバイクに乗って北米を縦に横に旅を続けて何万マイル。その道中が、本人の言葉や友人に宛てて書かれた手紙で綴られている。
大きな不幸を背負って、自然と向き合いながら過ごす約10ヶ月は、普通には考えられないほど辛いものだっただろうし、また、ぬくぬくとした車ではなく、身をさらしてバイクで渡った山あり谷ありの道中を乗り越えて素晴らしい景色に出会えた時の喜びもとてつもなく大きいものだっただろう。…と、旅の様子がニールの思慮深い思想を通じてたっぷりと感じられるのは良いんだけど、それが延々、延々…続くので、しまいにはあと十数ページでエンディングって所まで、1年ぐらいほったらかしにしていた(笑)。
実際この時の旅を本にしようという構想で、いろんな要素を集めて溜めていたら収集がつかなくなり、結局手紙と自分の日記を織り込む形でひとまず形にした、という感じだったから、まるで終わりの見えない展開に、最後はどうなるんだろう、と思っていたら、なんと新しいお嫁さんが見つかって結婚して、アルバム『VAPOR TRAILS』も無事に完成した、というハッピー・エンド。実話ながら素晴らしい終わり方だ。これまでの苦労や悲しみを経て、幸せな道が見つかったというのは嬉しかった。
時折引用されるRUSHの曲の歌詞も、また違う見え方をしていて良かったな。
Sunrise on the road behind
Sunset on the road ahead
Nothing can stop you now
Nothing can stop you now
Congratulations, Neil!
But the biggest thing is the fact that I could literary "finish" this reading!
話はニールが家族を事故や病気などで亡くし、たった1人になってしまった所から始まる。その後傷を癒すためにバイクに乗って北米を縦に横に旅を続けて何万マイル。その道中が、本人の言葉や友人に宛てて書かれた手紙で綴られている。
大きな不幸を背負って、自然と向き合いながら過ごす約10ヶ月は、普通には考えられないほど辛いものだっただろうし、また、ぬくぬくとした車ではなく、身をさらしてバイクで渡った山あり谷ありの道中を乗り越えて素晴らしい景色に出会えた時の喜びもとてつもなく大きいものだっただろう。…と、旅の様子がニールの思慮深い思想を通じてたっぷりと感じられるのは良いんだけど、それが延々、延々…続くので、しまいにはあと十数ページでエンディングって所まで、1年ぐらいほったらかしにしていた(笑)。
実際この時の旅を本にしようという構想で、いろんな要素を集めて溜めていたら収集がつかなくなり、結局手紙と自分の日記を織り込む形でひとまず形にした、という感じだったから、まるで終わりの見えない展開に、最後はどうなるんだろう、と思っていたら、なんと新しいお嫁さんが見つかって結婚して、アルバム『VAPOR TRAILS』も無事に完成した、というハッピー・エンド。実話ながら素晴らしい終わり方だ。これまでの苦労や悲しみを経て、幸せな道が見つかったというのは嬉しかった。
時折引用されるRUSHの曲の歌詞も、また違う見え方をしていて良かったな。
Sunrise on the road behind
Sunset on the road ahead
Nothing can stop you now
Nothing can stop you now
Congratulations, Neil!
But the biggest thing is the fact that I could literary "finish" this reading!
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