アメリカンポップアート@国立美術館 と、ランチ
黒く塗りつぶされた星条旗、ふにゃふにゃのドラムセット、色合いを替えたシルクスクリーンのポートレートの大量生産によって自己を消しつつも何かを伝えようとするアプローチ…
身近にあるものを使って描かれたりコラージュされたり、なんかちょっと落書きっぽい線を加えてみたりと、一見誰にでも出来るような数々の作品だけど、それを心から楽しみ、またメッセージ性を持って作り続けていた、アメリカのアーティスト達。どんな気持ちで描いたんだろう、でもきっと楽しかったんだろうなあという事をひたすら考えながら、1つ1つの絵に見入っていた。
絵かきの妹いわく、落書きにみえるようなちょっとした曲線でも「シロウトが描いたものじゃない」だとか。やっぱ、簡単に真似できないだけの事はある。
今回の展示の中で一番有名な(はずの)アンディ・ウォーホルの200個のキャンベル・スープ缶は、郊外のスーパーマーケットの棚を思わせるんだとか。なるほど、納得だ。量もサイズも巨人級だからなぁ。あの感覚に慣れた状態で日本に帰ってくると、小人の国に来たような気分になるですよ。
今回のチケットはキャンベルのスープ缶2個付きという面白い特典があったので、ギフトショップでそれを人数分ピックアップした。…母と姉弟4人の5人分×2ってことは10缶。ええ、これ持ってその後買い物に行きましたとも。交代でね。重かった(笑)。
さて、美術館の後は予約しておいたうどん屋さん、つるとんたんでランチ。
混むので個室を予約した所、大正解! 1階はさながらファミレスのようで、待ちの列が長い長い。でも、2階の個室はそれは豪華な所で、ウエイターが食事を運んでくるのにドアをノックしてから入ってくるような、なんか私達庶民にはもったいないようなVIP待遇にしていただいた。
わたしが頼んだのは鶏竜田揚げサラダ風で、細麺。普段食べない方だけど、1.5人前がちょうどいいらしいという事で、そうしてみました。ちょっとドレッシングが酸っぱかったな。
何よりも、器が巨大だった…。
ついでにデザートもいただき。柑橘系のヨーグルトムースにしたけど、これはおいしかった。
六本木ヒルズに行って、ハリー・ポッター展の混み具合を見ると夜まで入れないような状態だったので、諦めて新宿へ。でも、着いた早々またお茶。新しく、和風カフェができていた。お茶が鉄瓶で出てくるのだ。
なによりお店の雰囲気が良くてくつろげた。ちょっと照明が暗めで、クッションの置いてあるソファは座り心地も抜群。1階下にあったスターバックスは、喫茶店のマクドナルドにしか思えないぐらいの混雑&にぎやかぶり…特に親もいる状況だと、こういう所で落ち着けたのは本当に良かった。
この後は京王で突如帽子を買い、ヨドバシで最近壊れたドライヤーを預け(あっ、また新宿まで取りにいかなくちゃ)、時計の電池を入れ…こういうちょっとしたことを1つずつこなしていくと、なんか充実感あるよね。
水曜日にとった唯一の夏休み、とってもアクティヴで楽しかった。
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