07/02/13 ANGRA / BLIND GUARDIAN live @ AX, Japan

BLIND GUARDIAN
ちょっとしか知らなかったけど、歌いどころ満載の荘厳で豪腕なメタルって感じが凄く良かった。思ったよりハマったので、これからアルバム&ライヴ盤聴いてみようと思う。観客がまた凄くて、ほとんど大合唱。男臭い。威圧された(笑)。

ANGRA
待ちに待ったANGRA。いきなり「Carry On」から始まって「Nova Era」へ移り、新旧を上手く取り混ぜたセットリストで、たっぷりと観せ、聴かせてくれた。「Ego Painted Grey」の静けさからヘヴィさへと変わる所や、イントロからエンディングまで大きな流れを持ち、起伏に富んだ「Rebirth」など、ダイナミクスが移り変わる部分がとても良かった。速さ勝負の「Voice Commanding You」「Spread Your Fire」、メロディーにぐっと来る「Nothing To Say」「ZITO」、歌わずにはいられないシューマイ、というか「Waiting The Silence」(この曲のヴァース直前のセクションがええ!)ラファエルのソロが良かった「Course Of Nature」…そして観客が100倍騒いだのが、「Winds Of Destination」('04年『TEMPLE OF SHADOWS』)にゲスト参加したハンズィ(vo)がANGRAのステージに現れて共演した事。「スタ〜〜〜〜♪」と歌いながら、客席の遠くをビシッと指差してた(笑)良い。歌詞も良い。

パフォーマンス的にも動きがあってバランスも良かったけど、時々ドラムの台の左右にギター1人ずつ、台の真ん前にベースが立つという”ポーズ”をとってプレイする、その”絵”がカッコ良かった。あと、エンディングのシメでヴォリューム・ノブを下げるのも、ギターごと振り回してキメたり…余裕の演奏プラスαみたいなのを見せてくれた。

お楽しみのカヴァー・タイムでは、前回の来日ではパンテラ・メドレーだったけど、今回はメンバーが楽器を総取っ替えして「Smoke On The Water」を1曲まるまるプレイ。ベースのフェリペお兄さん、「Smoke On The Water」のソロが完コピ状態。何気なくギターを操る姿が超絶だった。あんたベーシストだったんじゃ…。キコはドラム。まあギターのようにおもちゃみたいに…とまではいかないけどリズム感は良く、ドラマーとしての基準は問題なく満たしている(笑)。ラファエルはヴォーカル。ボーナストラック以上にノリノリでやってくれた。エドゥは2ndギター。神妙だけど問題なく弾けている(笑)。ドラマーのアキレスはベース。

で、また楽器取っ替えて「Come Together」をプレイ。今度はヴォーカルになったキコは腰が低かった(笑)。エドゥが再びギターで、今度はソロをとって両手タッピング。一体このバンドはどうなってるんだ〜〜。

デビュー15周年を記念したライヴで、こんなに文字通り超越したバンドなのに、トークは必ず日本語。「Thank you!」とかいうとかっこいいじゃん。でも、そこは尻上がり調に「ありがとーございました!」と、かわいい(笑)。ポップ系ならぴったりかもしれん。ギャップがあり過ぎて面白かった。多分演奏と同じぐらい素でやってるんだろうな。自分の名前に「さん」を付けるキコはエドゥに「ボーカリスト」と言うとエドゥから「あ、ボーカリスト」と返事が。愉快過ぎる。相当笑っておなかが痛くなった。

良いライヴだった〜〜〜(^^)

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