FAIR WARNING live @ Shinagawa Stellar Ball, Tokyo 2013.7.21
今日はさらっと。
実は高校の時、とりあえず雑誌に名前が書いてあるから聴いてみよう…と思って、”ハマリはしなかったけど何とか手を伸ばしたアーティスト”がいくつかあった。ガンマ・レイ(でも『SIGH NO MORE』)、アイアン・メイデン(でも『SEVENTH SON OFなんとか』)、メガデス(『YOUTHANASIA』でどっちかというと辛かった)、イングヴェイ(『MAGNUM OPUS』で本当に辛かった)、それからフェア・ウォーニングの『GO!』。
ライナーに、アンディ・マレツェクの顔の半分が麻痺する病気にかかった、みたいな事が書かれてあったのがショッキングだったのと、やたらフレット数の多いギターを使っているらしいヘルゲ・エンゲルケが気になって、何度も聴き返してみた。
しかし、繊細でハイ・トーンで歌うような声がなぜか苦手で、結局曲名も覚えてないし、フェイツ・ウォーニングと何度となく混同する程度の認識で私のフェア・ウォーニング体験は終わってしまった。それにそもそも、例えばイケメンがいるから聴くという音楽の聴き方をしたことはなく、そういう傾向の強いメロディック・ハードロックというジャンル(あとグラム・ロック)はその後特に聴く機会がなかった。
でも今回フェア・ウォーニングのライヴに行ってみて、意外なほど曲の雰囲気が記憶に残っている事に気がついた。
どの曲かは覚えていないけど(似ているってことかな)、『GO!』の曲をやった事は分かった。いろいろ当時の記憶が蘇ってくるものがあった。それにこうして聴いてみると、メロディー・センスがとにかく良い。だから、こんな満員のお客さんが、1つ1つ披露される楽曲に対して両手を上げて大喜びしている。思い出を込めてコーラスを歌って。
そうそう、バンド名があやふやだったのはともかく、メンバーは全員覚えていた。C.C.ベーレンスは大きな身体を小さなドラム・キットに押し込んで、ちょっとコミカルな仕草でバシバシ叩いていた。ベースのウレ・リトゲンは貴公子ルックスだね…。このバンド一のヴィジュアル担当だな。動きがかわいいトミー・ハートは最初高い声を出すのがつらそうだったけど、ツェッペリンの「Kashimir」に「さくらさくら」をミックスしたカヴァー・インストで一旦休憩を挟んでから、ヴォーカルが凄くパワフルになった。
そしてギターは、超絶にギターを弾く&コーラスとる…だけだったヘルゲ・エンゲルケ(笑)。最近の写真で見るようなジーパン&バンダナ姿で、客席に向かって笑顔を振りまいたりもしないし、ポーズをとったりもしない。ただ良い仕事(!)して帰るだけ。アンディもそうだけど、この2人はギターを持っていなかったらどっから見てもただのおじさんだ(笑)。
でも、そのヘルゲの手から繰り出される例えば「Burning Heart」のイントロのメロディーとか、数年前の渋谷クアトロで観たラスト・オータムズ・ドリームのアンコール曲で、後ろにいた男の子が大声を上げて喜んでいたこととか、こんなにも誰かの心を揺さぶるメロディーを、この2人は書けちゃうんだよね…。何このギャップ。やっぱ、そこが魅力なのか。
ああ、
楽しかったです。MD引っ張り出して、もう1回『GO!』を聴いてみようかな。
長くなった(笑)。だって楽しかったんだもん。
実は高校の時、とりあえず雑誌に名前が書いてあるから聴いてみよう…と思って、”ハマリはしなかったけど何とか手を伸ばしたアーティスト”がいくつかあった。ガンマ・レイ(でも『SIGH NO MORE』)、アイアン・メイデン(でも『SEVENTH SON OFなんとか』)、メガデス(『YOUTHANASIA』でどっちかというと辛かった)、イングヴェイ(『MAGNUM OPUS』で本当に辛かった)、それからフェア・ウォーニングの『GO!』。
ライナーに、アンディ・マレツェクの顔の半分が麻痺する病気にかかった、みたいな事が書かれてあったのがショッキングだったのと、やたらフレット数の多いギターを使っているらしいヘルゲ・エンゲルケが気になって、何度も聴き返してみた。
しかし、繊細でハイ・トーンで歌うような声がなぜか苦手で、結局曲名も覚えてないし、フェイツ・ウォーニングと何度となく混同する程度の認識で私のフェア・ウォーニング体験は終わってしまった。それにそもそも、例えばイケメンがいるから聴くという音楽の聴き方をしたことはなく、そういう傾向の強いメロディック・ハードロックというジャンル(あとグラム・ロック)はその後特に聴く機会がなかった。
でも今回フェア・ウォーニングのライヴに行ってみて、意外なほど曲の雰囲気が記憶に残っている事に気がついた。
どの曲かは覚えていないけど(似ているってことかな)、『GO!』の曲をやった事は分かった。いろいろ当時の記憶が蘇ってくるものがあった。それにこうして聴いてみると、メロディー・センスがとにかく良い。だから、こんな満員のお客さんが、1つ1つ披露される楽曲に対して両手を上げて大喜びしている。思い出を込めてコーラスを歌って。
そうそう、バンド名があやふやだったのはともかく、メンバーは全員覚えていた。C.C.ベーレンスは大きな身体を小さなドラム・キットに押し込んで、ちょっとコミカルな仕草でバシバシ叩いていた。ベースのウレ・リトゲンは貴公子ルックスだね…。このバンド一のヴィジュアル担当だな。動きがかわいいトミー・ハートは最初高い声を出すのがつらそうだったけど、ツェッペリンの「Kashimir」に「さくらさくら」をミックスしたカヴァー・インストで一旦休憩を挟んでから、ヴォーカルが凄くパワフルになった。
そしてギターは、超絶にギターを弾く&コーラスとる…だけだったヘルゲ・エンゲルケ(笑)。最近の写真で見るようなジーパン&バンダナ姿で、客席に向かって笑顔を振りまいたりもしないし、ポーズをとったりもしない。ただ良い仕事(!)して帰るだけ。アンディもそうだけど、この2人はギターを持っていなかったらどっから見てもただのおじさんだ(笑)。
でも、そのヘルゲの手から繰り出される例えば「Burning Heart」のイントロのメロディーとか、数年前の渋谷クアトロで観たラスト・オータムズ・ドリームのアンコール曲で、後ろにいた男の子が大声を上げて喜んでいたこととか、こんなにも誰かの心を揺さぶるメロディーを、この2人は書けちゃうんだよね…。何このギャップ。やっぱ、そこが魅力なのか。
ああ、
楽しかったです。MD引っ張り出して、もう1回『GO!』を聴いてみようかな。
長くなった(笑)。だって楽しかったんだもん。
ここだけの話、僕も聴きたくなった!
ReplyDeleteCome daaaaance with the angels of heeeeaven!
だっけ?
あ、そう、それ。come downじゃなかったのか。降りて来いとは何事かと思ってたら(笑)。
ReplyDeleteところであなたが誰だか知っているけど、たまにスパムが入る事があるので、お名前残してくれた方が嬉しいです。何でも良いですので。
降りて来いッ!
ReplyDeleteその発想はなかったです。
素性を隠してるつもりもなかったけど、
この際HNでも考えるいい機会になりました。
一応、候補としてジョナサン・ジョースターかコンド・ウゲンのどちらかで悩んでるところです。