寺田恵子生誕50周年記念興行 SHOW-YA「QUEENS BIRTHDAY」 @Akasaka Blitz, Tokyo, 2013.7.27

今日がお誕生日だった姐さん。

強そうだった…。


やっぱりこのバンド凄い。サウンドはハードでヘヴィなのに、どこか滲み出る女性ならではの華麗さがあって、男性ロック・バンドには出せない魅力を持っている。その源はやはり楽曲の力、そして真の演奏力である事を、去る4月末に行なわれたNAONのYAONで他のガールズ・バンドなど足元にも及ばない存在感を見せつけた時に再確認した(もちろん、若い女の子達の事も応援してる! 練習だ!)。今日は後半に行くに連れてどんどん速い曲が増えてきたけど、息も上げずに笑顔でパワフルに進み続ける5人はカッコ良かった。

SUNGOのギターもとっても良かったなあ。改めて、きらびやかでキレの鋭いサウンド、滑らかなレガート・プレイ、そして動きの多いリフ・ワークをやすやすとコナせる指さばき。

ただ、中盤のキャプテンとMittanのソロ・タイムは、今回はちょっと盛り上がりに欠けた気がする。なんでだろう…? 我々の歓声が足りなかった?(汗) 考えてみれば、毎回流れが同じなんだよね…趣向を変えてもカッコイイんじゃないかな…。


基本的に40代以上らしきお客さんはみんなノリノリで、特に昔の曲…例えば「水の中の逃亡者」などが出てくると、おじさんが大喜びで頭を振っていたりして、ほんと思い出が詰まっているんだろうなあとしみじみ。6年前からSHOW-YAファンになった自分としては、ベテラン・バンドのライヴに来るとよく見かけるこの光景がいつも羨ましい。女性客だって、年齢層が上だからか、SHOW-YAファンだからなのか分からないけど、突き上げる拳はどれもみんな気合が入っていて、よく邦楽のコンサートで二十歳の女の子がやるような猫パンチはほとんど見なかった(笑)。私?私は恥ずかしいからねー、ちょっとやったけど、ね。照れるんだよね…。

「私は嵐」をカラオケで歌えるようになれたらカッコ良いだろうな。

あっそうだ。もう1つ…その「水の中の逃亡者」だったかな?1番終わりでいきなりギター・ソロが入るんだよね。で、これが'87年作曲(秋元 康)。そこで気づいた。ドラゴンボールZの主題歌「CHA-LA HEAD CHA LA」、フルバージョンで聴くとやっぱり1番終わりに間奏が入ってるの。エンディング「でてこい とびきりZENKAIパワー!」のフル・ヴァージョンも同じ。こっちは両方とも'89年ね。どうなん、これ。流行りだったのかな、この曲構成。面白いから、もうちょっと調べてみよう。


女戦士達のパワーをたっぷりいただきました。今からまたがんばろう。寝るけど。

おめでとうございます、寺田さん。

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