調律師、至高の音をつくる
調律師、至高の音をつくる 高木 裕 著
年末に予約していたこの本、先日図書館で借りる事ができた。先程読了。
年末に予約していたこの本、先日図書館で借りる事ができた。先程読了。
あたしなにやってたんだろう、って思うぐらい、高木さんのお仕事ぶりは真剣で真摯で、音楽やピアノ、ピアニストへの愛情と喜びと楽しさで溢れている。
そうそう、とっても読みやすかったのも大きなポイント。カタくなりがちなピアノの歴史を最終章のあたりに持って来ていた所がウマいと思った。「そもそもピアノとは1960年代に西洋から運ばれ…」なんて、冒頭で出てきそうなもんだけど。あれ、イカンね。
凄い人って、第一声から心に響くんだよね。
去年TVで観た青山フラワーマーケットの人の仕事ぶりもそうだった。
この高木さんの言葉も、最初の方から仕事への神髄がびしびし。とっておきなんてない。ぜんぶとっておきだから。
こういう人になりたいよね。やるんなら。
この本、返すにしのびない。
手元においておきたいな。
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