東京農業大学農友会管弦楽部 第100回記念定期演奏会 @東京芸術劇場 2013.11.17
妹の所属する部活…もといオーケストラの定期演奏会、なんと記念すべき第100回にあたりまして、めでたいのでございます。
客席だけじゃなく舞台まで暗転した状態で、管楽器数人のみがスポットライトを浴びて演奏するという「市民のファンファーレ」に始まって、ワーグナー「さまよえるオランダ人」、シュトラウス「ウィーン気質」、そしてマーラーの「巨人」…たっぷり2時間、素晴らしい演奏を堪能した。
ドラマティックな曲が多かった。ワーグナーは荒れ狂う海を進む船の様子を弦楽器の狂気的なフレーズで表現。マーラーは幸福、地獄、勝利といった感情を時間の長さや楽器の技を目一杯使って作り上げたという感じの凄まじい超大作で、聴衆の心を動かしたり(=起こしたり)静めたり(=ねむらせたり/笑)。こんなに天と地を行き交うような音楽が最終的にどこに辿り着くのかと思ったけど、そのフィナーレは前向きで力強く、とても感動的だった。
子供の頃から「巨人」のCDは家にあったけど、あまりの長尺に驚いて全然アタマに入ってこなかった…のが、今日はしっかり堪能できた。それが嬉しかった。パンフレットが良かったんだよね。クラシックの楽譜はたいてい、冒頭に楽曲に対するエピソードと主旋律の譜面入り解説があるから、曲が理解しやすくてありがたい。かねてよりとっつきにくかった事もあり、今回はパンフレットを熟読しながら聴いてみたら、理解が深まった。初めてこの曲を楽しめた事は個人的にも嬉しかった。
妹のドレスは、毎回母のお手製。今回は一段と気合を入れて作られたようで、動いても座っても毎度のことながらとっても素敵。座ると足が隠れるぐらいの裾の長さがポイントなんだよね。やっぱりいいなあ、舞台に上がる人は。きれいな衣装が着られて…(笑)。
春にも思ったけど、観るたびに良くなっている。そして何より、今回は100回にふさわしい完成度だったと思います。おめでとう!
客席だけじゃなく舞台まで暗転した状態で、管楽器数人のみがスポットライトを浴びて演奏するという「市民のファンファーレ」に始まって、ワーグナー「さまよえるオランダ人」、シュトラウス「ウィーン気質」、そしてマーラーの「巨人」…たっぷり2時間、素晴らしい演奏を堪能した。
ドラマティックな曲が多かった。ワーグナーは荒れ狂う海を進む船の様子を弦楽器の狂気的なフレーズで表現。マーラーは幸福、地獄、勝利といった感情を時間の長さや楽器の技を目一杯使って作り上げたという感じの凄まじい超大作で、聴衆の心を動かしたり(=起こしたり)静めたり(=ねむらせたり/笑)。こんなに天と地を行き交うような音楽が最終的にどこに辿り着くのかと思ったけど、そのフィナーレは前向きで力強く、とても感動的だった。
子供の頃から「巨人」のCDは家にあったけど、あまりの長尺に驚いて全然アタマに入ってこなかった…のが、今日はしっかり堪能できた。それが嬉しかった。パンフレットが良かったんだよね。クラシックの楽譜はたいてい、冒頭に楽曲に対するエピソードと主旋律の譜面入り解説があるから、曲が理解しやすくてありがたい。かねてよりとっつきにくかった事もあり、今回はパンフレットを熟読しながら聴いてみたら、理解が深まった。初めてこの曲を楽しめた事は個人的にも嬉しかった。
妹のドレスは、毎回母のお手製。今回は一段と気合を入れて作られたようで、動いても座っても毎度のことながらとっても素敵。座ると足が隠れるぐらいの裾の長さがポイントなんだよね。やっぱりいいなあ、舞台に上がる人は。きれいな衣装が着られて…(笑)。
春にも思ったけど、観るたびに良くなっている。そして何より、今回は100回にふさわしい完成度だったと思います。おめでとう!
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