ラーメンとBGM
会社の側に、いつも行くラーメン屋さんがある。
ラーメンよりもやきそばやチャーハンがおいしいので、いつもいつもいつも…やきそばかチャーハンを頼む。
原稿書きが一段落して家に帰る前、このまま一人で帰って一人で食べるのもさびしいな、と思い、久々に行く事にした。
地震が起きてから入るのは初めてなので、BGMがないことに気づいた。いつも、古い歌謡曲や洋楽が流れてたのに。こないだ来た時はナイト・レンジャーの「Don't Tell Me You Love Me」が流れてたっけ。
静かにラーメンをすするおじさんとお兄さん、そしてわたし、そして奥で働くお店のおじさん。
ラーメンが運ばれてきた。
そう、今日はなぜかラーメン。みそラーメン。
私が食べていると、おじさんもお兄さんも帰って、お母さんと娘さんの2人連れがやってきた。ちっちゃな声で話している。
しーん。
きっと節電のためなんだろうけど、音楽がないのってとてもさびしい。
地震直後にもBGMのが消えたおそば屋があったけど、あの時は「今音楽なんて聴いてられる気分じゃない」というような雰囲気だった。でも今BGMのないお店は、電気節約のため、ってことだと思う。人によるだろうけど、自分にとって、これは、これはなんだかとてもさびしい。
よし、おじさんに尋ねてみよう。
「ごちそうさまでした」
「ありがとうございました」
「今日は音楽流れないんですね」
「え? ああ、節電してるんですよ」
「そうですよね、そうだと思いましたけど、さびしいなーって」
「うん…あのね、ほら店内も暖房つけてないんですよ。それで、奥の換気扇も止めて。でも、寒くないでしょ」
「そうですね、あったかいです」
そう、お店の中は蒸気でいっぱい。入ってすぐにめがねが真っ白になるぐらいだった。
はっとしておじさんをよく見ると、文字通り、汗だく。暑いでしょ、麺をゆでたり、ぎょうざを焼いたり……それでも換気扇つけないまんまで、ずっと。
ありがとう。
また食べにきます。
やきそばを…(汗)
だってすきなんだもんやきそば
++++Now playing.... ゆるぎないものひとつ / B'z ++++
ラーメンよりもやきそばやチャーハンがおいしいので、いつもいつもいつも…やきそばかチャーハンを頼む。
原稿書きが一段落して家に帰る前、このまま一人で帰って一人で食べるのもさびしいな、と思い、久々に行く事にした。
地震が起きてから入るのは初めてなので、BGMがないことに気づいた。いつも、古い歌謡曲や洋楽が流れてたのに。こないだ来た時はナイト・レンジャーの「Don't Tell Me You Love Me」が流れてたっけ。
静かにラーメンをすするおじさんとお兄さん、そしてわたし、そして奥で働くお店のおじさん。
ラーメンが運ばれてきた。
そう、今日はなぜかラーメン。みそラーメン。
私が食べていると、おじさんもお兄さんも帰って、お母さんと娘さんの2人連れがやってきた。ちっちゃな声で話している。
しーん。
きっと節電のためなんだろうけど、音楽がないのってとてもさびしい。
地震直後にもBGMのが消えたおそば屋があったけど、あの時は「今音楽なんて聴いてられる気分じゃない」というような雰囲気だった。でも今BGMのないお店は、電気節約のため、ってことだと思う。人によるだろうけど、自分にとって、これは、これはなんだかとてもさびしい。
よし、おじさんに尋ねてみよう。
「ごちそうさまでした」
「ありがとうございました」
「今日は音楽流れないんですね」
「え? ああ、節電してるんですよ」
「そうですよね、そうだと思いましたけど、さびしいなーって」
「うん…あのね、ほら店内も暖房つけてないんですよ。それで、奥の換気扇も止めて。でも、寒くないでしょ」
「そうですね、あったかいです」
そう、お店の中は蒸気でいっぱい。入ってすぐにめがねが真っ白になるぐらいだった。
はっとしておじさんをよく見ると、文字通り、汗だく。暑いでしょ、麺をゆでたり、ぎょうざを焼いたり……それでも換気扇つけないまんまで、ずっと。
ありがとう。
また食べにきます。
やきそばを…(汗)
だってすきなんだもんやきそば
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