そこ、トルツメで。

編集やってる職業柄、常日頃から文字を読むとあれこれ気にする事が多い。

1)言い回し変えた方がいいんじゃない?とか
2)カッコの周りが詰まってないと気持ち悪い(笑)とか
3)(まるで重箱の隅でもつつくかのように)誤字脱字を見つける…とか。

そして、今日は3)についてのお話。

学校の教科書や本などはしっかり校正されているから極力少ない(教科書なんか、ないに等しい)けど、雑誌やら文庫本(ハウツー系)を読んでみると、これでもか(失礼!!)とばかりに校正の見落としが見つかる。

で、今、ウェブ検定なるものを受けるため、日夜勉強に励んでいるところなんだけど、そのために買った公式本がね…校正ミスが多いのですよ。ま、途中までは、「やっぱ目紛しく動いているウェブ業界は、校正なんか手間掛けてらんないだろうなあ」と同情しながら読んでいたんだけど…。Webオーサリングツールについての補足説明をしていた次の箇所については、電車の中で思わず「えっ」と声を上げてしまった(笑)。だって、

「Adobe Dreamweaverのほかにも、やMicrosoft Frontpage,…」

ってなってるの。「や」の前は何!?!?
多分、流れから推測するに”Adobe Golive”じゃないかな、とは思うんだけど、こりゃーびっくりした。こんなにすっぽり抜けてるとは! あ、もしかしたらそうじゃなくて、”や”を取り忘れたのかもしれないね。
それにしても、仮にも「これさえ持っとけば大丈夫」という教科書的な本のつもりで買ったもんだから…。改訂版出したら百点満点になると思うんだけどなぁ。

しかし、そんな事言う私も会社に入りたての頃、ライターさんの名前を書き間違えていて身のすくむ思いをした事があった。でもその後、いろいろな出版物を読むうちに”世の中こんなに間違ってたんだ”という事に気付いて、ある意味安心した(笑/こら!)。
…その後も多数の間違いを犯しながら何とか生きてる状態なので、これ以上自分を棚に上げてこの本に突っ込むわけにはいかないや(笑)。

校正は大事でござる。

Comments

  1. Anonymous7:59 AM

    読者に校正してもらうシステムですな(*‘ω‘ *)

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