Yellow Matter Custard live @ B.B. King's Bar & Grill, 05/18/2003

まさか、晴れるとはね。


ドリームシアターのマイク、ポール・ギルバート、ニール・モーズなどで結成されたビートルズのトリビュートバンドを観る為にNYへ行った。会場はB.B. King's。レストランの中央がライヴ会場になっていて、ステージと小規模なスタンディング・フロアが設置されていた。内装が落ち着いていて、ドアも早めに空いて座って食べながら待つ人も結構いた。始まる前にはいろんなビートルズのカバーソングが流れていた。ビータリカが一番多くて、皆ウケていた。


定刻より30分遅れてバンドが登場。Mike Portnoyが初めてズボンを履いて登場!カラフルな無地の布を継ぎ合わせた様な、変わったやつだったけど、ステージ前に来て見せてくれた。Paul Gilbertがなかなかかっこよかった。今の髪の長さがちょうどさわやかお兄さんて感じかな?Matt BisonetteとNeil Morseは左側で、私のいるとこからはまあまあ見える感じだった。たくさんのジョークと一緒に、20曲くらいは演奏してくれた。コーラスもばっちりキマるし、皆ソロで歌うし、演奏間違えたら「もう1回コーラスからやろうよ、ほんとは後2回あるはずだろ?」と言って、途中からもう1回やってくれる始末。ストレートなカバーで楽しかった。Paulのファンがやっぱ一番多くて、ギタリスト軍団が周りで真剣にソロを取るポールを見ていた。しかし曲はビートルズ。大抵は曲の通りに弾いていたけど、タッピングの嵐や歯で弾くプレイもやって、皆大喜び。歌上手い。Neilもいろいろ弾けるので、歌、ピアノ、ギターにベースまでやった。ツインベースはなかなか良かった。Mikeのソロは当然ながらちょっとしかなかったけど、よく曲の中で暴れてた。みんなかっこよかったなあ。Mikeの声だけは、コーラスでハモってる時はきれいだけど、ソロになるとあぁMikeの声って感じで…(笑)まあ、そんなに悪くなかったけどね。
後、Mikeが自分がかじったリンゴを投げようとしたら、天井のスピーカーに当たってステージの上に落ちた。すかさずPaulが、「いつもはスタジアムにいたんだよね」と一言(笑)

できない曲も「俺達の誰もが自分のバンドで19/16とか23/8とかいう曲をやってるのに、この曲では皆苦労した。」と言って弾いてくれた物や、「新曲を書いたんだよー」と宣ってFree as a birdとか、アンコールではおフザケも良い所で、Paulの肩を揉む二人のアジア人女性が登場(笑) 本人は、タンバリン叩きながら上機嫌。止めるとすねる(笑)  おもしろいライブだった。良いプレイヤーばかりだったので、楽しさが凄く伝わってきた。

ナイスでフレッシュなカバーバンドでした♪

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