(解決)テラステーション(パスワード付き)のHDDを取り出してMacに読み込む作戦

やりたいこと

電源が壊れてしまったBuffalo TerastationのHDDを取り出し、無事だとわかっている中身のデータを救出したい。
同機はLinuxで運用されており、フォーマットはxfs。
この中身データをマックで読めるHDDに移すのが目的。

現時点でわかっている具体的な手順は

1. HDDが読めるLinux環境を作る(済み:WINDOWS 10のVAIOにubuntu 16.0.4 LTSをデュアルブートでインストール)
2. HDDがマウントできたら、フォルダのカギを外す(イマココ)
3.中身をMacフォーマット(HFS+フォーマット)に変換する
4.Linux上でDVDに焼くか他HDDにデータをコピーする


わかってないこと
2. フォルダのカギの外し方
テラステはマウントできた。しかし中身のフォルダはほとんどのアイコンにカギが付いている。原因はテラステーションを通常のNASとして使っていた頃、ユーザー名とパスワードを指定してたから。Linux上でカギ付きアイコンのフォルダをクリックすると「所有者ではない」といったエラーが出てくる。

どうやって外すのだ。ぐぐっても、同じことをやっている(テラステーションやリンクステーションの中身を取り出してる)人々のHDDはパスワードなんて作らずに使っているケースがほとんどのようだから、この時点で中身データにアクセス出来ている。でも私のケースはそうじゃない。よって類似例も簡単には出てこない。

3.中身のMacフォーマットへの変換
ここは調査が手付かず。HFS+とやらに変換する必要があるらしい。かつてwindows系のNASを介した時に起こったような文字化け対策、Quarkファイルが白紙のアイコンにならないように…あとepsも紫と白のアイコンにならないでほしい…ということなどが、HFS+にすれば、一緒に解決するのだろうか。

4. 例えばデータをLinux上でDVDに焼けて、それがMacでふつーに読めるならそれでいいんだけど、できるかな。ひとまずLinux用のDVDライティングソフトはあるようだ。jpgやらの画像はそれでいけるんじゃないか? 
他HDDにデータをコピーするという作業は、3をすっ飛ばして可能ならそれでもいい。

あと気になること
WINDOWSにubuntu入れたけど、実はマックに入れた方が良かったのか???? 最終的にマックで読めるようにするんだから、親和性は高いはず…?
というわけで10.6.8のマックブックにubuntu14.0を入れてみようと思う。(DVD焼いてインストール。virtualboxを使用予定)


今後の課題
1. とりあえず今はLinuxのコマンドの打ち方に慣れる。
2. パスワード関連をもうちょっと調査する。マウントする前に所有者やアクセス権限を変えるといいとか…?



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12/9夜、無事データが取り出せた。

HDDのアクセス権はユーザーをルートに切り替える。
フォルダ、と言うかディレクトリを755にして読み出し可能にする。
しかもディレクトリごとに、一括で。つまり

$sudo su -

#chmod -R 755 [変えたいディレクトリ]

でカギを外すことができた。

おかげさまでガツガツコピーして、手持ちの受け皿用HDDがいっぱいになったところで作業終了。

1つ問題。ファイル名にスラッシュとアスタリスクがついているものは、そのファイルを含め以降数点が、日本語部分がすべてアンダースコアに変換されたファイル名になってしまう。すると異なるファイルでも同じ名前のファイルとみなされ、上書きするかどうかの選択を迫られる。

なので、あらかじめディレクトリ内をチェックして該当ファイルを除いた他のファイルをまずコピーし、問題のファイルは別途コピー後ファイル名を変更した。(アスタリスクを全角の*にしちゃった。クォークで読み込んだらリンク外れてるだろうな。まあ許容範囲)

あとは特に目立った文字化けもなく、快適にコピーできています。

後日、取り出したデータをDVDに焼く&別途用意してあるバックアップ用HDDに移行予定。この移行後、クォークがちゃんと開けたら成功だ。

ちなみにマックにvirtualbox作ってubuntu入れる方法は失敗。virtulalboxがCDイメージを読み込んでくれず、先に進めなかった…もうwindowsのlinuxでいいんじゃん、というお告げだと思って、こちらは放置。

以上!


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