採譜

久々に、採譜のお仕事。
なぜか採譜はいつも、作業工程や所要時間の見通しが立てやすいので、スケジュールをきっちり組み立てた上で取り組む姿勢が出来ている。しかも予想通りの良い結果に落ち着くし、いい譜面ができる(?)ので面白い。


今回はさらに作業内容を推し進め、まず手書きで完璧な原稿を作るところからスタート。ピアノのパートはMIDI音源も提供されているけど、参考にとどめる程度で、以前のようにそのデータの音符を整えて…なんてことはしない。

今作ってる譜面を、そのまま打ち込めば作業完了。その形を目指してる。昔ながらのやり方だけど、これはむしろ当たり前だな…。

人間が弾いたリアルタイムなもの…つまり、機械のようにはっきりしてないタメやハシリは譜面にそのまま起こすと休符が入ったり拍が本来の位置からズレたりしてしまう。

そんなMIDI音源を、既にデータ化されてるからといってちまちま編集して行く方が、時間的に効率が悪い場合もある。そもそもシーケンサーの一直線なデータは、リピートやto Codaのある曲は繰り返し部分を考慮した構成に作り変えなきゃならない。いちいち迷ったり困ったりした時に、ちゃんと道しるべとなるのが総てが描かれた原稿…

もっと早く、用意しときなよ 笑



和音をきれいに書くコツも発見。お団子に串刺しちゃいけないのね。串(棒ね!)を上に乗っけるだけで繋がって見えるし、見た目がきれい。

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