トラディショナル・カウンターポイント・レベル「1」
カウンターポイントの授業での事だった。 1人の男の人が、2週間程授業に出られなかったのでMid termの成績がぼろぼろだったそうだ。GPA(高校でいう評定平均値みたいなもの)をすごく気にしていて、多分今セメはこれじゃだめだよ、と先生と話をしていた。先生ももう1度彼だけに教えるような時間があるわけでもなく、結局彼はWithdraw(ウィズドロー/単位を落とすこと)する事になった。休んでいた理由は、実家に戻らなければいけなかったかららしい。お父さんが精神的に病気らしくて、煙草も止められているのに隠れて吸っているし、他にもいろいろ話していたけど、かなり参っているようだった。「来セメ会おう…(^^;」と言って、彼は帰っていった。しばらく私達は黙ったまま、先生もジョークを言わずに授業を再開した。 Midtermが終わった次の週、つまり今週だけど、成績があまりにも芳しくなくてヤバいと思ったら、今週中にWithdrawして来セメ取り直せば、低いグレードはつかなくなる。彼はそうするつもりらしい。GPA1個くらい低くても…とかちょっと思ったけど、顔や声がとてもつらそうだったのがもっと印象に残った。 授業の最後に、宿題だった、3つの異なる拍子、キーを使って書いた短いメロディーを、先生が1人ずつ見てチェックしてくれた。何でもいいと聞いてたから、好きな様に作って持っていったら、3つめの楽譜を見て、「…いや、…4分の5拍子はやらないでくれ!(汗)カウントできないじゃないか!」あちゃ(^^;加えて「20世紀の音楽を作るように」と言われた(笑)今はまだ基礎やってるとこだから、5/4だとだめみたい。ちぇっ。チョコボの曲だって5/4だぞー(全っ然関係ないけど)。